二輪車(251cc〜)の名義変更

自動車の名義変更は行政手続きだけなので、代行業者に依頼するのもありですが、簡単に自分で進められます。全く知らない状態で行ってもできますが、ある程度の予備知識があれば不安も少なくスムーズですね!

前提条件

二輪車の授受において、新所有者が自ら手続きをする場合の説明です。なお、移転先は群馬県なので、関東運輸局 群馬運輸支局(前橋市)での手続きの説明です。建物や窓口の番号が他局とは違うと思いますが、手続き自体は同じですね。

必要書類

この書類を集めておきましょう。国土交通省のページが参考になります

  • 車検証(原本)
  • 譲渡証明書(署名捺印)
    • A5サイズ、ダウンロードするものはA4サイズの半分だけプリントして断裁するようになっていますが、A4横で半分に印刷されている状態のまま受理してもらえましたのでカットしなくてもいいみたいです
    • 記入例には《実印》とありますが、二輪車の場合は認め印でOK、実印・印鑑登録不要譲渡証明書記入例
    • PDFで配布されています
  • ナンバープレート(地域をまたいで移転する場合)
    • 群馬→群馬 等の場合は不要ですが、高崎→群馬や、神戸→群馬 等には必要
  • 住民票
    • 新所有者、申請日から3か月以内のもの
  • 申請書 第1号様式
    • OCRシートは鉛筆で書きます
    • 申請書は持参しなくても窓口でもらえます(無料)
    • ダウンロードして使えます。インクジェットでプリントしても使えないとか条件があるのですが、下書きしておくと現地でスラスラ書けるので便利かとは思います。
    • 以前のピンク色で印刷されたものは、2017年3月いっぱいで使用が終了です。
    • PDFで配布されています(説明も詳しく書かれています)

このほかに、窓口で手数料支払い書の記入が求められますが、とくに手数料はかかりません。

この手続きを新所有者が有資格者へ依頼する場合は、新所有者の委任状も必要です(旧所有者は不要)。

住所コードは調べておいた方が楽

申請書の住所は、住所コードで記入します。現地には住所コードの一覧ファイルが設置してあり誰でも参照可能ですが、面倒くさいのであらかじめ調べておくと便利です。

住所コードはネットで検索できます。フリーキーワード「南牧村」で検索すると、群馬県南牧村なんもくむらと長野県南牧村みなみまきむらが分けて表示されるので見間違えることはないかと思いますが、同名の地名には注意が必要です。

陸運局にでかけよう

フツーに御役所仕事ですから、土日祝年末年始はおやすみで、平日 8:45〜11:45・13:00〜16:00 が受付時間です。国土交通省のページをご覧ください

建物①の窓口①へ

チケット式なので、20人も待ち人がいるならば先にチケットもらっちゃいましょうw

申請書は書き込みカウンターのはじっこにありますが、品切れの場合は受付のどなたかに言えばもらえます。書き込むのは第1号様式。鉛筆で!

  • (1) 業務種別:08
  • (21) 車検証の通りに旧番号
  • (22) 車検証の通りに
  • (57) 新所有者の氏名(名称)
  • (56) 新所有者の住所コード+番地
  • (45) (43) (42) は、新所有者と同じならば最初の欄に「1」とだけ記入
  • 左下の申請者欄に住所氏名捺印

申請書記入例

新所有者自身が申請したので、記入はこれだけでした。不足分は書き足してもらえますし、間違いは消しゴムで消して訂正できます。

窓口①に提出してチェックを受けると、窓口②から呼び出すので待つように指示されます。

建物③へ

窓口②で呼び出され、新しい車検証と記載変更確認書を手渡されます。それを持って、向かい側の建物③に移動。名義変更だけなので納税も無く、いきなりナンバー交付となります。

旧ナンバープレートから車検ステッカーをはがしておけば、新ナンバーでもまた使えます。

緑色の伝票を書き込み、今もらった書類と旧ナンバープレートを交付窓口に提出すると、新ナンバープレートと取り付けネジが手渡され、完了。新ナンバープレートに車検ステッカーを貼り付け、ナンバープレートを車体に取り付けたらできあがり!